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2012年6月19日 (火)

植物工場での培養液管理、どうやる?

いま水耕栽培をやっていますが、培養液は淡々と薬液を一定の割合で水と混ぜ
て作り、毎日のように補充しています。

補充をしている傍ら、培養液はどういう状態だと植物の成長に良い状態だと言え
るかとか、どうなったら野菜の成長が阻害されるのだろうかとか、日々疑問を感
じながら育成をしています。

結局、資料を調べてみないと、そのような疑問点は解決されませんので、少しだ
け勉強してみました。

■PHという指標
水耕栽培では、各肥料成分が十分にあっても、陰陽イオンのアンバランスによっ
てどちらかのイオンの吸収が抑えられて、成長が阻害されることがあります。

そのためPHの調節には特に注意が必要です。
PHは普通、5.5~6.5が中性で適当な値とされています。

■PHの異常
しかし培養液の肥料組成と植物の吸収特性が一致しないときには、培養液のPH
が変化します。

あるいは、培養液を何回も補給しているうちに、特定のイオンが吸収されずに残
り、濃縮されて塩類障害の原因になるということもあります。

PHと各肥料成分の吸収度との関係は、PHが高いと陽イオンの吸収が促進され、
陰イオンの吸収が抑制されます。

PHが低い場合には逆の傾向になります。

■PH調整方法
いずれにしてもPHが大きく変化すると植物に栄養障害が出るので、その場合は
中和剤を使用することになります。

PHが大きく下がる場合はカセイカリや消石灰を加え、逆に大きく上がる場合は
硫酸や塩酸を加えます。
(もっとも個人の趣味のレベルでは、ここまではやっていないと思いますが)

■肥料濃度の管理
一方、肥料濃度の管理はメーターによって ms/cm (ミリモー)の単位で表わされ
ます。野菜の種類や生育ステージによって最適値が異なるのですが、資料にはだい
たい 1~2前後でよいと書かれています。

生育ステージの若いときは濃度は低く、また葉菜類に対しては低く(例えば1)、
果菜類に対して高く(例えば 2)とるのが普通のようです。

農家や一般の人が手軽に水耕栽培をしようとする場合、たいていは肥料メーカー
で培養液の作り方を指定しています。

例えば大塚化学薬品で市販している大塚ハウス肥料の資料によると、
1号から8号まであって、一番シンプルなのは 1号(カルシウムのみ含まない)と
2号(主に硝酸カルシウム)を調合する処方です。

完全制御型植物工場で対象となる葉菜類には、これが適しているようです。

ほかに 2号、3号(硝酸カリ)、5号(微量成分)、6号(硝酸マグネシウム)、7号
(リン安)を調合する処方があって、これは「均衡培養液」になります。

均衡培養液というのは、いくつかの野菜に対する平均的な肥料組成を用い、共通の
培養液としたものです。

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コメント

はじめまして家庭での水耕栽培なら「ベジタブルライフA」というのも手軽でいいですよ。
一液タイプなので薄めるだけですので。

貴重な情報をありがとうございました。早速ウェブで検索して確認しました。なかなか良さそうなので、一度使ってみようと思っています。

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