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2012年4月 6日 (金)

驚異的なトマトの木。水耕栽培との出会い

以前、兵庫県丹波篠山の協和だったと思いますが、ハイポニカでどでかいトマト
の木を見て大感激したことがあります。

ぶどうの木のように1本の株、茎ではなく木であり、そのから伸びた幹はまさに
ぶどうの木のように四方八方に伸びて、そこら中に真っ赤なトマトを実らせてい
ました。

1本のトマトの木には、何度も越年して合計で数千個も実を付けているとのこと
で、その木の付け根は株のように見えるもので、太さは人の拳骨くらいもあるも
のでした。

Photo

とにかくものすごい感動をしたことを、今でもはっきりと覚えています。
そのときがわたしの水耕栽培取り組みのスタートでした。

■水耕栽培トライのスタート
そのときは三重県に住んでいて、感動に突き動かされて何度も兵庫県へ見に行っ
たものです。そしてついに自分でも水耕栽培をトライしてみようと決心。自分で
庭に小さな温室を作って、実験を開始しました。1986年のことです。

コンテナを改造して栽培槽を作り、養液槽は栽培槽の下に設置し、ポンプで養液
を循環させるシステムにしました。送られた養液は栽培槽に補給され、オーバー
フローしたものは下の養液槽に落ちるような仕組みです。

養液槽には、金魚の水槽設置用の吸気ポンプを設置して、養液内に気泡を吹き
出して溶存酸素を高めるようにしました。

トマトは順調に育ち多くの真っ赤な実を実らせました。本当に水耕栽培はすごい
と改めて感激し直したものです。

■更なる課題
トマトは順調に育ったのですが、まだ一つ挑戦しようと考えていた課題が残って
いました。それは何かというと、通常のトマトは秋に成長が終了し、枯れてしま
うのが普通です。

しかし協和のトマトだけは何度も越冬して、木のようになっていたことが頭にこ
びりついていたので、何とかして冬を越させてみようと考えていました。

いろいろそのための準備をし、必要な条件なども調査し、ある一つの結論に達し
していました。

室温(気温)は10℃を保つ。養液温は18℃を維持する・・・です。
そのことによりトマトを死なすことなく、越冬させることができたのです。

■その後
残念ですが、越冬後トマトが成長を加速させた4月に、東京への転勤が確定し
栽培を断念しました。東京ではマンション暮らしとなり、ベランダ水耕栽培を
やって、くすぶっているトマトの水耕栽培に対する気持を沈めたものでした。


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